年の暮れに寄せて

 今年もあと僅か、良い事、悪い事、色々ありました。

 今振り返ってみると、反省することの方が多く、できることならば、その時点に戻ってやり直したいことが多かったと思える、私の一年でした。

 そんな私が、今年読んだ本の一冊の中に、ある占いの先生が書いた本がありました。

 その中に、こういうところがありました。

 とても参考になる文章でした。

 

 運の悪い人は、

 辛い時や努力する時に逃げてしまう。

 もう少し頑張ればいいのに。

 結果の出ないことに焦ってしまう 。

 

 ここで頑張んないといけない時期に、

 遊んでしまう人がいる。

 辛抱時に楽をしようと思う人がいる。

 そこで逃げてしまうから、

 そこで変えてしまうから、

 また同じ苦労がやってくる。

 そこを乗り越えられる力をつけてしまえば 

 楽になるのに。

 

 たくさんの人を見て、

 楽をして楽を狙って楽しくなる人は少なくて。

 多くは苦労をかって出たり、大変なほうに挑戦をしたら、人生が楽しくなった、そんな人が多い。

 

 答えや結果の出る前ほど、人は腐りやすく、

 現状をあきらめてしまう。

 困難や壁を感じたら、

 もう一息だと思って頑張ればいい。

 困難や壁を感じられるところまで、

 自分は成長したと思えばいい。

 

そして、最後に。

「人生は、恐れなければ、素晴らしいものなんだ。

  人生に必要なのは、勇気と想像力、そして、少しのお金」

                                          〜チャップリン

 

John Forevr......

 1980年12月8日、あのジョン・レノンがアパートの前で、マーク・チャップマンによって射殺されました。享年40歳、余りにも早い死でした。アルバム「ダブル・ファンタジー」が、発表され、ラジオからは、そのアルバムに収録されていた曲が流れていたのを覚えています。僕はまだその頃、高校生でした。

 僕がその頃、定期的に読んでいた、ある写真雑誌の中で、ちょうどジョン・レノンの特集が掲載されていたのです。その記事を読んでいたすぐその後に、テレビでそのニュースを見ました。とても衝撃的でした。最後まで、愛と平和を願うメッセージを、曲に込めて歌い続けて来た彼が、何故凶弾に撃たれなくてはいけなかったのか、とても悔しく残念でなりません。やはり、優れた人程、早く逝ってしまうものなんですね。

 彼の代表作に、「イマジン」という曲があります。邦題では「異邦人」ですが、歌詞の訳では、「みんなが平和で幸せな姿を想像してごらん、、、、、、」というような訳だったと覚えているのですが、何故「異邦人」という曲名になったのでしょうか?不思議です。

 

 ジョン・レノンが凶弾に倒れる三年前の、1977年12月25日、喜劇王「チャップリ」が亡くなりました。彼もまた、愛と平和をサイレント映画の中で、訴え続けてきたのではないでしょうか。名作「独裁者」では、特定の人達を「ガス室」に送り込む等の方法で虐殺した、指導者と思われる人物をスクリーンの中で演じていました。

 彼の残した有名な言葉があります。

「人生は、それを恐れなければ、ひどく素晴らしいものなんだ。

人生に必要なのは、勇気と想像力。

その上に、ちょっぴりのお金さ」

  素晴らしいですね。人生の偉大な先輩達に、頭が下がります。

 

 

一途な心

寒気の影響か、日本中がとても寒くなってきました。例年ならば北海道の日本海側の地方でも、根雪になる程の雪もまだ降っていないと思いますが、自分の気のせいでしょうか?異常気象の影響なんだろうとは思いますが、この数年冬のリズムが早くなってきているような感じがします。暖かい春が早足で来てくれると嬉しいですね。 

 さて、冬の話は此処までにして昨日の夜に見た某放送局の音楽番組にとても感動しました。この番組では、世界中の国から選ばれた、日本の歌が本当に大好きな人達が招待される形で来て、順位を競うものでしたが、出場する人達の誰が優勝してもおかしくない程の素晴らしい声とパフォーマンスを持ち合わせている人達ばかりでした。 

 今の日本人が忘れかけている素朴で一途で純粋な心と思いの力を、知らしめさせられた気がしました。

 時代がどう変わろうとも、濁りのない瞳の力は、人の心に忘れかけていた何かを思い出させてくれます。

ON LINE

初めてのデートの日、二時間半も待っもON LINEの向こうにいる彼女は、顔を見せずただキーボードを叩くだけで、家の外に一歩も出ることをしようとせず、それで何を変える事が出来るのか疑問に思うのは俺だけだろうか?

冬将軍来たり

寒いですね。とうとう、この道東の小さな街にも冬の小さな白い使者が舞い降りました。ここは海岸沿いですから、朝にはきれいに溶けて水にかわっていました。

今年の冬は、どうなるのでしょうか?

十年ほど前の頃とは冬のリズムがまったく違って来ました。

でも、この季節を乗り越えた者にしか暖かい春を迎えることはできないんですよね。

何か人生に似ていますね。